アンチエイジングニュース

「くしゃみは、性的興奮のサイン?」――
ハセ博士のヘルシー情報最前線(213)

新型インフルエンザの影響か、電車の中などでクシャミをすると、睨まれてしまいますね。 確かにこのところ、くしゃみをする人が多くなっているような気がします。
 
さて、ハネムーン性鼻炎と云うものをご存知ですか?新婚さんが夜の営みをする際に、鼻がむずがゆくなったり、鼻づまりが起こったりする現象を言います。今回、くしゃみと性的興奮との間の関係について調べた研究が報告されていましたので、お知らせします。

これは、オックスフォードJohn Radcliffe病院の耳鼻科専門医Mahmood Bhutta博士らが、医学誌Journal of the Royal Society of Medicine(December, 2008)に報告したものです。それによりますと、ある種のくしゃみはセックス行動と強く関係して発生し、自律神経系が興奮することにより起こるということです。研究者らは、性欲が盛んになった際に、くしゃみがとまらなくなると訴える中年患者3名について調べました。更に、インターネット調査で調べたところ、オルガスムの後にくしゃみがひどくなるとする人が、17名自己申告してきたそうです。このくしゃみは男女共におこるもので、脳回路の興奮と関係しているという事です。
また、今までも性活動とくしゃみに関する研究が報告されており、1972年にJournal of the American Medical Association誌に発表されたものでは、オルガスムの後に激しいくしゃみの症状を持つ69名の高齢者について調べられています。

これらの文献を総合しますと、鼻にはある種の勃起組織があり、これが性的刺激により大きくなり、くしゃみを引き起こすのではないかと考えられます。またこの種のくしゃみは自律神経系の興奮によるものですので、自分ではコントロールできないものだということです。

皆様のご経験は???

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している。

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