アンチエイジングニュース

「インフルエンザ対策: ヨーグルトが効果」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(206)

新型インフルエンザの予防にはワクチン接種が一番です。しかし、接種の順位が決まっており、大多数の人はワクチンを受けることが出来るのが、かなり遅くなりそうです。そのため、インフルエンザ予防のための、健康食品の有効性がこのところ話題となっています。

そこで今回は、ヨーグルトがインフルエンザ予防に有効とする発表がありましたので、お知らせします。これは、北里大学山田陽城教授らが、2009年10月に東京都内で開かれたセミナーで報告したものです。1073R-1と言う乳酸菌入りのヨーグルトをマウスに4週間与えたところ、ウイルスを破壊するナチュラルキラー(NK)細胞の働きが活発になることがわかりました。また、ヨーグルトを食べさせたマウスに、インフルエンザウイルスを感染させたところ、感染力のある肺の中のウイルス量が減る事も明らかになりました。さらに山形と佐賀県内の60歳以上の72人に、このヨーグルトをそれぞれ8週間及び12週間食べてもらい、食べなかった70人と比べたところ、ヨーグルト摂取した人では風邪をひく頻度が半減したということです。研究者によると、乳酸菌は粘膜免疫系などの活性化に働く作用があり、そのため健康維持に良い影響を与えると考えられるそうです。

外出先ではマスク、帰ったらうがい、そしてヨーグルトがよさそうです。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している。

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