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「 団塊の世代、5割が定年後も仕事したい。出来ればボランテイア活動も。」」――ハセ博士のヘルシー情報最前線(134)

 いよいよ団塊の世代がいっせいに定年退職する、2007年が目前となりました。
 実は私も団塊の世代の一人で、定年後はどうしょうかな?、と考え込む事があります。
 まあ、同世代が沢山いるわけですので、ゆっくりと同期生を見ながら決めようかと思っているところですが……。

 さて、団塊の世代を対象にしたアンケート調査によると、半数が「定年後も仕事をする」と回答しているそうです。

 また、約7割が「定年後の心配事」として「健康」や「年金など経済的なこと」を挙げており、定年後の生活設計に不安を感じているという結果だったそうです。

 これは、琉球新報社が団塊世代を対象に実施した調査結果で、今年6月末から7月末にかけて新聞広告やインターネット経由でのアンケート調査と、イベント会場で実施した調査結果をまとめたものです。
 なお、回答総数は386件で、そのうちの254件を集計対象としています。

 その結果、定年後も仕事をすると回答した理由は「家計を支える」が48%、「生きがいのため」が45%、「健康保持」が34%、「小遣い稼ぎ」が11%などとなっていました。

 「定年後にやりたいこと」は「国内旅行」が49%、「海外旅行」が42%と、旅行の割合が高く、「定年後の居住地」は「現在地」が6割を占めたそうです。

 また「定年後に欲しい情報」は「医療・健康管理」が55%で、健康面の情報が最も求められているとの事です。

 さて、問題は団塊世代の人の働く場ですが、希望に合った職場を探し出すことが難しいと、ハローワークなどの調査で明らかになっています。

 また、ホドホドに収入があればよく、その後はボランティア活動を、と考える人が多いようです。

 先日、内閣府が公表した2006年版国民生活白書では、高齢者が退職後も働き続けるための新たな形として、仲間同士が資金と労働力を持ち寄る労働者協同組合(ワーカーズコープ)を取りあげています。

 そして、このような社会貢献をしながら収入も得る働き方に参同する人が増加しており、白書には「地域社会活性化の担い手としても期待される」と書かれています。

 ちなみに、中高年層などの仕事づくりを目指した事業団から発展したワーカーズコープは2005年度で76団体あり、計4万人以上が参加しているそうです。

 一般企業の売上高に当たる事業高も約215億円と、前年度より2.4%伸びており、特に介護・福祉関連を中心に、新しい働き方と注目されているようです。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している

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