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ドクター皆川のダイエット道(12):睡眠不足は肥満をもたらす

 こんにちは、皆川です。夜型人間は太りやすいというお話を以前しました。今回も睡眠と肥満の関係について調べた研究をご紹介したいと思います。

 今回はシカゴ大のSpiegel.Kらの論文をご紹介します。

 彼らは、睡眠不足が食欲に与える影響を調べるため、12人の健康な男性を対象に実験をしました。その実験では、2日間にわたって睡眠時間を4時間に制限した場合と10時間に伸ばした場合、血液中のレプチン(食欲を抑えるホルモン)とグレリン(食欲を高めるホルモン)の値がどう変わるかということや食欲の変化などについて調べてました。

 それによると、睡眠時間を4時間に制限した場合は、10時間寝た場合と比べて、食欲を抑えるホルモンであるレプチンの値は18パーセント減っていました。食欲を高めるホルモンであるグレリンは28パーセントも増えていました。空腹感や食欲を表すスコアは、それぞれ23パーセントと24パーセント増えていました。

 以上から分かるのは、睡眠時間が短いとおなかが空きやすく、食欲が増してしまうということです。

 この研究とは別にコロンビア大から出された報告によれば、睡眠時間が4時間以下の人は、7時間から9時間睡眠をとっている人に比べて実に73パーセントも肥満になりやすいということです。

 5時間しか寝ない人は、十分な睡眠を取っている人に比べて50パーセントも肥満になりやすいというデータも出ています。

 いくら、頑張ってダイエットをしていても、睡眠をしっかりとらないとダメだということですね。

皆川俊一=東京の西の方にある診療所の院長。日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本整形外科学会認定リウマチ医


現在のドクター皆川(写真上)
ダイエット前のドクター皆川(写真下)

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