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大豆イソフラボンと美肌――ハセ博士のヘルシー情報最前線(95)

大豆イソフラボンの美肌効果が確認された。

 大豆に含まれるイソフラボンは骨粗しょう症やのぼせ、月経前症候群など、女性ホルモンのバランスの変化が原因である体調不良の改善によく効くことがよく知られています。

 今回さらにこの大豆イソフラボンが更年期以後の肌の老化にも有効で、シワ取り効果や美肌効果があることが確認されたという話題です。

 これは(株)キッコーマンが発表したもので、これまでも試験管での実験や動物を用いた実験で大豆イソフラボンがメラニンの生成を抑制することやコラーゲン生成促進などの効果があることが分かっていましたが、ヒトで確認できたのは今回が初めてだそうです。

 研究では、腸や胃での吸収がよい、アグリコン型と呼ばれる大豆イソフラボンを使って試験を行ないました。

 目尻のシワや目の下のたるみが気になる30代後半から40代前半の26人の女性を対象に、半数の女性にはアグロコン型イソフラボンを1日40ミリグラム取ってもらい、残りの人にはプラセボ偽薬を3ヵ間取ってもらったそうです。

 その後で顔のシワの変化などを調べたところ、大豆イソフラボンを取った人はシワの総面積が明らかに減少していました。また、目の下の皮膚の弾力性も改善していたそうです。

 これらの結果から、大豆イソフラボンには女性ホルモンの低下が原因で起こる皮膚のシワや弾力の低下を予防、改善する効果があるとしています。

 更年期を迎えられ、肌が気になる方はぜひお試しください。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している

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