アンチエイジングニュース

うつ予防に有効――ハセ博士のヘルシー情報最前線(86)

 最近は若い人ばかりでなく、お年寄りでもパソコンを使う人が多くなってきています。うれしいことに最近の研究ではコンピュータを使っている高齢者はうつ病などにかかる割合が低いことが分かったということです。

 この研究は、ニューヨークのVillage Care高齢者情報センターのKathleen Triche氏らが2005年度全米精神学会年会で発表したものです。

 研究では65歳以上の206人の高齢者(平均年齢80歳)を対象として、コンピュータの使用とうつ病などの精神性疾患にかかる割合を調べました。その結果、コンピュータを使用しているお年寄りは日常の活動度が高く、より若々しく、収入が多いという結果が得られたそうです。これらのコンピュータを使っている高齢者は1日当たりの使用時間に関係なく、うつ病にかかる割合が低かったということです。

 研究者によると、コンピューターを使用して電子メールやチャット、情報収集などをすることで、精神的な健康がはかられ、高齢者に多く見られるうつ病などにかかりにくくなっているのではないかとしています。

 皆様、パソコンを駆使して頭脳の衰えの防止とともに精神的な健康の維持をはかろうではありませんか。

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。現在は製薬企業で研究に従事している

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