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卵巣がんのリスク低下?――ハセ博士のヘルシー情報最前線(74)

 お茶の効用はよく知られていますが、今回卵巣がんの危険率を低下させることが分かりましたので、お知らせします。

 これは、米国内科学誌アーカイブズ・オブ・インターナル・メディスン(Archive of Internal Medicine, 2005,Dec.)に報告されたもので、1日に2杯以上の緑茶を飲む女性は、飲まない女性より卵巣がんになるリスクが低いことが分かったそうです。

 この研究を行なったのは、スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究グループで、6万1057人の女性を対象に、お茶の飲用と卵巣がんリスクの関連を調べました。研究に参加した女性について、15.1年間の追跡調査を行なったところ、その期間中に301人が卵巣がんと診断されたそうです。

 ところが、1日2杯以上お茶を飲む女性は、飲まない女性に比べて卵巣がんになるリスクが46パーセント抑制されていたことが分かりました。1日1杯のお茶を飲む女性は24パーセント、1日1杯未満の女性は18パーセント、それぞれ卵巣がんになるリスクが抑制されていたとのことです。

 緑茶成分に抗酸化物質が多く含まれており、さまざまな効果があることを、この記事で何度か報告しています。緑茶は日本原産であるだけに楽しみな結果ですね。

ハセ博士=薬学博士。国立大学薬学部や米国の州立大学医学部などで研究・教官歴がある。現在、製薬企業で研究に従事している

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