アンチエイジングニュース

 江戸川区消費者センター主催の「平成17年度消費者教室~若返る肌へのヒント~」が、東京都江戸川区のグリーンパレスで15日に行われた。

 まず、江戸川区消費者センターの担当者の挨拶のあと、北里大学名誉教授でNPO法人アンチエイジングネットワークの塩谷信幸理事長による「アンチエージングに関する基調講演」で幕を開けた。

 塩谷理事長は、皮膚の若返りとは「肌の理想は赤ちゃんの肌。大人の肌を赤ちゃんの肌に戻すことは無理なので、肌時計の針を少し戻し、その進みを遅らせること」と述べ、皮膚が老化する原因を「紫外線による光老化」「フリーラジカルによる細胞の酸化」「皮膚の乾燥」「真皮の菲薄化」とし、サプリメントやスキンケアで、それらの肌老化原因に対処していくのがよいと説明した。まずは、スキンケアやメイクで、老けて見えない肌づくりをして、それに納得がいかなかった時点で、ケミカルピーリングやレーザーなどの治療を医療機関で受けるのがよいのではと語った。

 次に資生堂の椎名淳子さんが「サクセスフルエイジング」をテーマとしたアンチエイジングに対する取り組みを紹介した。老人ホームでメイクアップ教室を開催したところ、日頃はスプーンさえ持ち上げられない方が、手を動かしてファンデーションをつけようとしていた話を披露し、「以前はお化粧をとても楽しまれていた方だったと思います。女性にとってスキンケアやお化粧をしてキレイになりたいと思う気持ちは、動かなかった手を動かしてしまうほどの力を持っているのです」と話した。

 このあと、メイクアップ教室が開かれ、ローションや乳液などのスキンケア製品と、化粧下地やファンデーション、パウダー、口紅などのメイクアップ製品の使い方が説明された。参加者は各テーブルに用意されたスキンケア用品とメイクアップ用品を使い、教えてもらったばかりのメイク方法を、自分の顔で楽しみながら試していた。

 講師によると、化粧品を使う上の要点は「使用量を守ること。どんなにいい化粧品でも、使用量が少なければ効果が出にくい。例えばローションの150ミリリットルなら、2ヵ月弱で使い切るのが目安」とのことだ。

 また、資生堂は、「若々しい肌」をメイクで作る方法として以下のポイントを挙げた。

・ファンデーションの厚塗りは老けて見える。まずほお骨のカバーしたい場所からファンデーションをつけ、化粧が崩れやすいTゾーンは、薄く仕上げるのがコツ。また、目のまわり、ほうれい線などの動きの激しい部分は特に厚塗りせず、ファンデーションをつけたあと、何もつけてないパフで軽くぬぐう程度がよい

・口紅を塗る時は、リップペンシルかリップブラシを使い、口角の下がりが気になる時は、唇の下から上に引き上げるように横に描くのがポイント。さらに、リップブラシで唇の縦ジワを埋めるような感じで縦に描き、そしてまた横に描く「横・縦・横」の手順で塗るとよい。最後にティッシュを唇の上にのせて指で軽く押さえ、仕上げにもう1度口紅を塗れば完璧

・ほお紅は入れた方が生き生きするので必ず入れて欲しい

・眉はバラつきを眉用コームで整え、アイブロウペンシルで眉尻が下がらないように描くとよい

 参加者は若々しい肌を実現するちょっとのヒントでも聞き逃さないようにと真剣に聞いていた。

 最後に、塩谷理事長の進行で質疑応答が行われ、教室は終了した。参加者は全員女性で、美しくメイクアップしたどの顔もうれしそうに輝いて見えた。(AANウェブ編集部・松本理恵) 

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧