アンチエイジングニュース

薬剤師に聞く薬の知識(1):知ってるようで知らない薬の飲み方

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

 私たちの生活で「薬」は身近でとても重要なものだ。きちんと利用すれば非常に信頼のおけるものである一方、飲み方を間違えると場合によっては深刻な危険を招く恐れがある。
 今回、薬剤師の小川重行さんに「薬」についての基礎知識を教えていただいた。

Q1.「使用期限」が明記されていない市販薬はいつまで服用していいのですか?

小川さん 市販薬のほとんどに「有効期限」「使用期限」が明記されていますので、その期間内でしたらもちろん大丈夫です。もし、有効期限や使用期限が明記されていない場合は、製造日から3年間は大丈夫だと考えてよいでしょう。しかし、どちらの場合も開封されておらず、かつ正しく保管されている場合に限ります。未開封でも湿度や温度の高い場所に置きっぱなしになっていたような薬は期限内でも服用しないほうがいいでしょう。

Q2.飲み残した処方薬は何日後なら飲んでもいいのですか?

小川さん 飲み残した処方薬は原則としては処方された期限内に飲むのが理想的です。しかし、あえて申し上げますと最長でも下記の期間内までと考えてください。剤形によって使用期限が多少異なっていますのでご注意ください。

錠剤・顆粒剤・粉剤・カプセル剤 6ヵ月後までは可
シロップ剤 希釈していないものは6ヵ月後までは可
2倍以内に希釈してあるものは1ヵ月後までは可
2倍以上に希釈してあるものは7日後までは可
軟膏剤 3ヵ月後までは可

Q3.薬を飲むときに指定される時間に「食前」「食後」とありますが、厳密にいうと何分前で何分後のことですか? また「食間」とはいつのことですか?

小川さん 「食前」とは、食事をする前の30分~1時間くらい前のことを、「食後」とは、食事をした後の30分~1時間以内のことをいいます。また、「食間」とは、食事をしてから2時間程度経過した時刻のことをいいます。「食間」とは、食事をしている最中のことではありません。念のため。

 「薬」は正しい使い方をすれば効果を発揮できるが、逆に使い方を間違えてしまうと身体を「害」してしまうこともある。薬に添付された説明書には必ず目を通し、わからないことがあればそのままにせず薬剤師に質問しよう。

 次回からはコーヒーや紅茶などの嗜好品と「薬」の飲み合わせの注意点について、小川さんにお聞きしていこう。(AANウェブ編集部・松本理恵)

小川さん お答えくださった方:グリーンクロス・コアの介護支援専門員・薬剤師、小川重行さん。調剤薬局を併設したドラッグストア「Welcia」の後進薬剤師の指導にあたるほか、病院や薬局に置いてある『月刊ことぶき』(寿出版)で「ことぶき流健康生活」を連載中。

取材協力:ビックヤマト

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧

  • アンチエイジングセミナー2017
  • アンチエイジング大賞
  • 管理栄養士監修 アンチエイジングレシピ集
  • アンチエイジングのヒント
  • アンチエイジング医療機関へ行こう!

よく読まれている記事

まだデータがありません。

医療機関のご紹介

テーマ別に対策を学ぶ