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ラ・プレリー(2):世界最高峰のアンチエイジング医療

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 「クリニック・ラ・プレリー」の正面にはこじんまりとしたヨットハーバーがあり、さらにその先にはジュネーブ湖がある。反対側の湖畔は標高7000メートル級のモンブランの山々がそびえ立ち、眼前に迫ってくる。空気は凛としていて爽やかだ。アンチエージング医療には最高のロケーションである。

 「ラ・ブレーリ」訪問は2班に別れ、まず前半組がクリニック広報担当のヤエルとランチをいただくことになった。メニューは入院患者さんと同じ内容だ。

 ダイエット食か普通食を選択する。さらに注文時に前菜とメイン、デザートをシートにチェックして渡す。私は普通食のグリーンスープ、シュリンプのヴェジタブル添え、フルーツ、パン、を注文した。

 味も量も申し分ない。ソースは生クリームが使われていないのが不思議なくらいクリーミーであった。

 ゲストは3食をクリニック内のレストランで食べる。ダイエット食では16001800キロカロリー/1日に計算されている。1週間宿泊しても毎日メニュは変わる。

歯科治療室 次に、フトントがあるメディカル棟を案内してもらった。エステや美顔を中心に行う施術室を見学する。鍼治療を応用した機器が最近の流行のようである。運動療法を行う室内プールやジムも完備している。

 さらに歯科治療室を訪ねた。ゲストは宿泊中に日頃はゆっくりと行えないホワイトニングや矯正治療を受ける。10畳程度のガラス張りの診察室に診察台1があり、実にゆったりと治療が受けられる。

 当日はたまたま5階にある最高級のインペリアルスウィートが空室のため、中を案内してもらえた。2ベットルームに執務室、総革張りのソファ、リビングルーム、オリエンタルな置き物が目につく。ペントハウスになっており、屋外での食事が可能だ。豪華な部屋であった。大富豪が当日宿泊していなかったのが幸いした。

 いったん建物から出て、中庭を横切り、レジデント棟に移動する。この中庭がフランス庭園風に造られており、敷地全体のアクセントになっている。

インペリアルスウィート 中庭をはさんで、宿泊施設やレセプション、レストランなどを含む機能的なレジデント棟が建設中だ。工事中の館内を見学したが、内視鏡室や検査室などのメディカル施設の充実はもちろん、フィットネス関連やヨガ、タラソテラピー用の大プールなどrelaxation,resting,and dinigを中心に今後展開していく方針とのことだ。

 最後に院長先生のレクチャーを受け、質問タイムとなった。クリニックの歴史から黒羊に至った経緯など興味深い話をしていただいた。現在では若返り注射の成分は黒羊の胎盤ではなく妊娠15週の胎児の肝臓から注出した幹細胞を使用しているそうである。

 注射の適応年齢は40歳以上で、効果は1年半から2年持続するという。副作用はアレルギの有無のみだ。注射用量の決定にパラメータはあるが、はっきりとは指定しはいなかった。東洋人と西欧人の治療上の差異はほとんどない。

 代替医療に関しては施術者のスキルに大きく影響されるのでまだ確定してはいないと思うという。ただ、鍼治療に関しては効果を認めている。


 70年以上もアンチエイジング医療を継続してきたクリニックを見学して、最先端のエステやボトックスなど、すぐに結果の出る医療も提供する一方で、アンチエイジング医療の基本は1週間かけてアンチエイジングのライフスタイル指導をすること、その補助として注射による各細胞1つ1つの活性化、両面からのアプローチが必要だと感じた。

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