アンチエイジングニュース

 アメリカン・アカデミー・オブ・アンチエイジング・メディシン(A4M)のワークショップに参加するため、ロサンゼルスで飛行機を乗り継いでラスベガス・マッカラン空港に到着した。向かうホテルはメイン通りストリップの繁華街フォーコーナーの一角「バリーズ」ホテルだ。正面には映画『オーシャンズ11』でも有名な「ベラッジオ」、そして高級ホテル「シザースパレス」、老舗の「フラミンゴホテル」が立ち並ぶ。

 5月のラスベガスは気温も最適で、昼間からビールを片手にカジノを楽しむ人でどこのホテルもにぎわっている。

熱気あふれるワークショップ

 アンチエイジング医療が世界で最も進歩している米国で認知度の高いA4Mが主催するワークショップはバリーズホテル24階で開催された。受付にたどり着くと長い列が出来ている。今回は通常のアンチエイジング・メディシン学会とは異なり、ワークショップ(セミナーのようなもの)とあり、各国から来ている先生方もリラックスした表情だった。

 しかし翌日のワークショップは朝7時からだった。20分前に講演会場に入った私たちは席がほぼ埋め尽くされていたのに驚いた。講演会場は2つに分かれており、1つはホルモン補充療法など内科、もう1つはレーザーやピーリングなど美容整形外科がメインとなっていた。ホルモン補充療法の会場はあっという間に300人ほどの医師で埋め尽くされ、立ち見まで出るほどの人気であった。

A4M 先生たちが2時間から4時間にわたり臨床結果を精密にスライドで講演していく中、会場では次から次へと質問が飛び交う。文化の違いだろうか、日本の医療学会にも参加をした経験があるが講演後の質問タイムを設けても全く反応がないことがあり、米国のアンチエイジング医療の最先端をゆく医師の熱意を感じるワークショップであった。アメリカではもはやアンチエイジングとは生活の一部となりエイジング(老化)対策は日々進歩しているのである。

アンチエイジングは日常語

 連日10時まで続いたワークショップのあと、地元の24時間営業ドラッグストア「Walgreens」に立ち寄ってみた。深夜にもかかわらず大勢の人でにぎわう店内には日用生活品や食料品、薬、化粧品などさまざまな商品が陳列され、ニベアのスキンローションその商品をひとつひとつ手に取り観察するのは楽しい。もちろんサプリメントはネイチャーメイドやナトロール社など各社のものが並んでいる。

 化粧品関係では、アンチエイジングをうたう商品が目につく。化粧品売り場でローションを探していると、「ANTI-AGEING」という文字が大きく入ったニベアのCo-Q10入りスキンローションのパッケージを見つけた。ここ米国ではアンチエイジングはもはや日常語なのだと感じた。(AAN特派・渡辺理絵)

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