アンチエイジングニュース

トマトとフェタチーズのサラダ
――アンチエイジング料理レシピ(267)

脳を若く保つには、脳の血管や神経細胞の活性化を促す栄養成分をとることが欠かせません。脳の構成成分のたんぱく質と脂質を過不足なくとり、脳の機能に重要なビタミンB群カルシウムマグネシウムを十分にとります。カルシウムは神経細胞から神経伝達物質が放出されるときのスイッチ役として、脳の活性にもひと役買っています。私たちの食生活で不足しがちなカルシウムを手軽にとるには 牛乳や乳製品を利用するのがおすすめです。カルシウムの吸収を高める乳糖たんぱく質を含み、神経伝達物質の1つのセロトニンの材料になる必須アミノ酸のトリプトファンも豊富に含んでいて、気分を和らげる効果も期待できます。
トマトとフェタチーズのサラダは低脂肪のフェタチーズと家庭によくある野菜を組み合わせた地中海沿岸でよく食べられるサラダです。チーズは脂肪や塩分が多いのでとりすぎは禁物ですが20gほどで牛乳200ml分のカルシウムを摂ることができます。塩味の強いフェタチーズは調味料として生かしましょう。エクストラバージンオリーブオイルとフェタチーズがドレッシングとなって野菜をおいしく仕上げます。

アンチエイジング料理
<材料>3人分

・トマト   250g
・フェタチーズ   40g
・玉ねぎ   1/4個
・きゅうり   1本
・エクストラバージン
オリーブオイル
  大さじ2
・にんにく   適量
・こしょう   少々

<作り方>

(1)トマトはよく洗い、食べやすい大きさに切る。玉ねぎは薄くスライスし軽く水にさらしておく。きゅうりは皮をむいて、角切りにする。
(2)ボールに、にんにくのすりおろしたもの、エクストラバージンオリーブオイル、トマト、玉ねぎ、を混ぜてしばらくマリネし、食べる直前にほぐしたフェタチーズ、こしょうをいれて混ぜ合わせ器に盛る。

★フェタチーズが手にはいらないときはカッテージチーズを使います。塩味がないので塩、こしょうで調味してください。

(1人分 137kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧